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真田は事態を完全に飲み込む前に、フルスロットルの加速による急激なGのせいで身体は座席にめり込まれた。
それに乗じて、パトカーも凄まじい速度で追跡する。
「はははっ!!しっかりと振り切るのでご安心ください!!」
ヒューズは猛スピードで運転中にも関わらず、笑いながら後ろに振り返った。
色々と文句など言いたいことはあるが、恐怖のあまり口が開かない。
とりあえず額から滝のように汗を流しながらゆっくりと頷いた。
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