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ヒューズは事故などに目もくれず、してやったと言わんばかりに笑う。
そんな光景を見ていると、またも気がつきたくない事に気づいてしまった。
前方100メートル辺りの道路の真ん中には、いくつものパトカーが停車した即席のバリケードが展開されていた。
さらに後ろから追って来ているパトカーも、いつの間にか倍ほどに量が増えている。
真田は思わず頭を抱えた。
「ちょ!?どうすんのこれ!!」
「どうするって言われても」
ヒューズは少し考えてまた笑いだした。
「突っ込む以外あります?」
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