393人が本棚に入れています
本棚に追加
白黒のメイド服を身に纏うその女性は、美しい金髪にスラリととしたプロポーション。
そして赤色の小さなリボンを頭に着け、さらにリボンより深い赤色の瞳をしている。
ついでにヒューズとは間逆にピアスや入れ墨は一切なく綺麗なものだ。
「御案内致しますのでご同行下さい」
またも笑顔が多かったヒューズとは間逆に、無表情のルーミアは大きな玄関を細い腕で軽々と開ける。
真田は言葉通りルーミアについて行き、そして遂に溢れ出る不安を胸に押さえつけて豪邸に足を踏み入れた。
最初のコメントを投稿しよう!