8人が本棚に入れています
本棚に追加
「よぉ、お目覚めかい?」
ぐふぐふとイヤな笑い方をしながらアクマが近付いて来る
思わず、後ずさる
ジャラリ、鎖がイヤな音を立てる
「おい、入って来いよ!天使ちゃんお目覚めみたいだぜぇ」
へらへら笑いながら初めに入ってキたアクマが扉に向かって大声を出した
「っ…!!」
何人ものアクマが部屋に入ってクる
パニックになったオレの頭では正確な人数はわからなかった
あれから…どれくらいジカンたった…?
たくさんのアクマが入れ替わり立ち替わり
オレのカラダをなぶり犯していく
「ひぁっ!…く…ぁ…あぁ…」
犯されるのは、慣れてる
ヘイキ、ダイジョウブ
いつものコト、戦いのトキと、同じだから…
「んぁ…あ…はぁ…っ!」
ガマン、ガマン、ガマン
もうスコし、あと…ちょっと
「ちっ…痛がりも怖がりもしねぇんだな」
「ピーピー喚かれるより良いじゃねぇか」
「違いねぇ」
「早く変われよ、後つっかえてんだ」
口々に何か言っている
そう言えば…オレを捕まえたロープ…殺した天使からのセンリヒンだって…言ってたな…
どうでもイイコトを考えているうちにアクマ達のコエに悲鳴が混じりハジめて
恐怖の怒声が上がる
阿鼻叫喚、その真ん中にオレがいる
真っ黒いアクマ達の血、血、血
どんどん増えていく肉の塊、塊、塊
「あは……ぁふ…ふふっ……ひゃはぁ…は…ぁははははははははははははははっ!!!!!」
その後、ぷっつりと意識がなくなった
最初のコメントを投稿しよう!