修羅の章【完結】

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夕焼けが差し込む部屋 葵は修羅の部屋を訪れる 修行をつけてもらおうと思ったのだ 「修羅?ちょっと訓練に…」 修羅は部屋の窓際で座ったまま寝ていた 「珍しい…いつもは部屋に入る前に起きるのに…」 葵は珍しいと思いながらも修羅を起こさないように静かに近づく 葵は眠る修羅を見る 「…綺麗な人…」 葵は思う…この男は本当に何でもできる。それこそできないことがないんじゃないかと思うくらい… 葵は修羅のことを知りたいと思う けど聞いても適当にはぐらかされてしまう気がする 面倒なことは適当にごまかすくせがあるから… 「…どんな夢見てるの?」 葵は修羅の髪を優しく撫でた
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