始まり

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魅音:「ねぇ、みんなで旅行に行かないかい?」 突然魅音はそんなことを言い出した。 圭一:「おいおい、何だよ、突然そんなこと言い出して。」 魅音:「いやー、それがこの前詩音が町に行って福引をしてきてね、その時5人分の電車のフリーパスを当ててきたのよ。で、ちょうど私達5人だからって回してくれたってわけ。」 レナ:「わー、なら私は行きたいかな、かな。」 梨花:「それは楽しみなのです。にぱー。」 沙都子:「オーッホッホッホッ、それなら行かない手はありませんわね。」 どうやら全員賛成の様だ。もちろん俺も、 「俺も賛成だな。で、出発はいつなんだ?」 魅音:「いや、それがフリーパスの期限が明後日までだから、荷物と親への連絡はこっちでするから今すぐ出発したいんだけど。」 圭一:「なんだ、そんなら早く行こうぜ。」 そうして俺たちは出発した。後にこの事を後悔することも知らずに。 (この村に電車通ってないだろとか言わないで下さい。作者の脳内設定です。)
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