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「お!日向君!起きていたんだ。おはよう。」
知らないおじさんが見えなくなったのを確認すると堅司さんは振り返り、僕に気付きニコニコしながら挨拶をしてきた。
「あ、はい。おはようございます堅司さん。」
僕はちょっと疑問に思ったことを聞いてみることにした。
「あの~、朝早くから何してたんですか?」
「ん~、それは後で話すことにしようか。」
堅司さんは尚もニコニコしている。後でってことは聞かせてくれるってことかな?
あ、あと遅れたけど日向ってのは僕の名前ね!
泉堂日向、15歳
もう少しで高校生になる。
って僕は誰に自己紹介してるんだ?
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