ぷろろ~ぐ

9/10
前へ
/28ページ
次へ
「・・・・・養子ってあの養子ですよね?」 「うん、多分君が考えているのであっているよ。」 ・・・養子か・・・・・。考えてもみなかったな。 「で、どうだい?なってみない?」 「でもなったら堅司さんとはもう会えなくなったりしますし・・・。」 堅司さんと会えなくなるのはちょっと寂しい。僕を小さい頃からずっと育ててくれた親みたいな存在だからだ。 「それなら大丈夫。家もそんなに遠いってわけではないし、日向君ももう高校生になるんだ。来たいと思えば自分で来れるだろう?」
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

201人が本棚に入れています
本棚に追加