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「…良いよ。」 聡史の飲みに行く、は彼の一人暮らしの部屋に泊まる事を意味する。 時々、私は彼と寝る。 ただし、私からは誘わないし、誘われても予定が合わなければ行かない。 それくらいの関係だ。 ちなみに彼は、別に私に声を掛けなくても女の子には不自由しないルックスで、逆に近寄ってくる女の子に苦労しているんじゃないかとさえ思う。 シルバーに近い色の短髪も、くっきりと彫りの深めな端正な顔立ちも、筋肉質でいてスラッとした男らしいプロポーションも女の子は放っておかない。 私は彼の、人やモノに執着しない性格が気に入っているし、でもその割りに粘着質な感じのセックスには結構ハマる。 でも、ただそれだけ。 彼とはセックスなしでも友情は成立する。 でも何故かこの1年、細々とこの関係は続いている。
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