月の想い
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月が、ある星に恋をしました。 初めての恋です。 とても小さいけれど、赤く光っている星です。 月は、いつもその星を見ていました。 見ているのを、知られると恥ずかしいので、そっと見ていました。 何ヶ月か経って、月はその星の近くに行きたいと、想うようになりました。 好きだと伝えたい けれども、自分の役目は決まっている。と月は、嘆きました。
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