王子様とお客様

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これは、僕が恋した姫君の 苦しく辛い日々の物語です。 ある事件が解決し、やっと話す事が出来る様になった姫君 苦難から解放されたお兄様方と一緒に、僕に話してくれました。 にわかに信じられない出来事と、何事もなく呑気にして辛かった時期の姫君を、支えてやれなかった自分に憤りを感じました。 とはいえ 今は幸せなんです。 姫君が辛い思いをした分、僕がしっかり護らなければと 毎日の退屈だった日々が、充実したものに変化しました。 何もかも恵まれた僕に、初めて守るものが出来ましたから… 今、 姫君に、姫君の家族に起きた出来事を、物語にして執筆させてます。 よろしかったら、僕と様子見をしませんか? これまで書いた物語を、あなたに読んで頂けたらと思うのです。 実は、姫君が物語を書き上げたら、 本格的なプロポーズするつもりなんです。 あなたからさり気なく煽って、執筆を早くに終わらせて欲しいのです 少々、お付き合い頂けないでしょうか?  
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