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「…なんで、こんな健次のことばっか考えなくっちゃいけねーんだよ」
俯くあたしは大きな胸板に包まれた。
「馬鹿。お前はめちゃくちゃかわいー女の子だよ。」
「~~~!!!」
いつもなら離せ。ってきっと言ってる
だけど、今日は居心地がよく思えた。
「とりあえず。Sexの前に俺を好きになることから始めろよな。」
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「えぇ!!??健次が捺を!!??」
「お前知らなかったのかよ。あいつ結構モテてんのに、捺一筋なんだよ。」
「健次も大変だなー。捺は鈍感だろ」
「けど、案外そろそろ付き合ったりして」
end
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