第一章

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「そういえばもう、しばらく海翔の部屋に行ってなかったねぇ」 「あぁ、そうだな」 「愛があげた人形、まだある?」 「しまっちゃった」 「何で?」 「恥ずかしいというかなんと言うか、もっと男らしいものがいいんだ」 「そっか、じゃあ次は別のものにするよ、」 「あぁ」 ――数分後 「ただいま」 「おじゃまします」 「おかえりって、愛美ちゃん!久し振り!」 「お久し振りです!」 「あらら、海翔もそういう年頃なのね、」 「違う「ですね!」 へ?愛美? 「海翔~行こ~」 「あ……あぁ」
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