氷点下のプリンセス

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予想通りの夕食を終えて、お風呂に入って、団らんの時間を過ごす。 団らんっていっても、リビングでぼんやりテレビを見てただけだけど。 「・・・・・・ふわぁ」 「涼芽眠いの?」 「ちょっとね。さすがに疲れちゃったみたい」 時計を確認すると、後少しで日を跨ぐ時間。 いつの間にか時間が経っていたらしい。 「そろそろ眠るか。あっ!でも涼芽の寝室どうしよう」 「うん。透の部屋でいいわよ」 うんうん、それでい・・・・・・ 「いい訳あるか!なに言ってんの? 一応俺達男女だよ?」 「知ってるわよそんなの。だから最初に言ったじゃん。夜のお世話してあげるって」 そりゃそんな事言ってたけどさ。 でもそれは冗談で言ったんでしょ? うーん・・・・・・涼芽の冗談はまぁ聞き流すとして、本当に寝室どうしよう。 まさか涼芽も一緒に住むなんて思ってもみなかったからな。 掃除が済んでる部屋も空いてないし、ちなみに梨里さんは客間だった部屋をそのまま使用している。
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