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「邪魔なわけないだろ。もうちょっと待っててくれない?」
「え?」
私は目を丸くしてマキナを見上げた。
「できるだけ早く終わらせるから」
「あ、うん、待つのは、いいんだけど……」
私がこくりと頷くと、マキナは柔らかく笑った。
その笑顔は、夕日に照らされてとても綺麗だった。
どきどきと、鼓動が高鳴る。
待つのは、いいんだけど。
この後、ご飯でも食べに連れてってくれるのかな。
店に戻っていくマキナの背中を見つめながら、私はちいさく首を傾げた。
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