苺一つと恋心

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恋とわかるや否やまた逢いたいと思ってしまう。 ………。 これは重症かもしれない…。 “だからまたこの店来てよ。俺、待ってるから” 接客の為かもしれない。 万が一そうだとしたら最低な店だ。あの人気も相手をしてもらいたい女達が来ているだけ。嫌でもそう思えてしまう。 だけど香哉さんだけは………、違うって信じたいな…。 惚れた弱みってやつ? てか接客じゃない事を祈るよね。 うん。 お願いします、神様……っと。 ………。 智乃と…佳代、誘おう。 美味しかったからって言えばついてきてくれるだろうし。 「メールそー……しんっ!」 ………。 ~~♪ 速ッ!! で、んーと…。 ────────── To.智乃 件名 オーケーオーケー(o^-')b いいよっ! 本当に美味しかったし! 佳代の言った通り店員もカッコいいしね♪ でも大丈夫? 今日気分悪くなってたし……(・_・;) ────────── …………。 あぁ、帰ってきたあとの事か…。 ────────── FROM 智乃 件名 無題 大丈夫だよ。 ちょっと考え事してたんだ(^_^;) ──────────  
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