よし、奪いにいきましょう。

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              なんかヤバい雰囲気でござりまする。 ギャル姉さん達はだんだんこちらに歩いて来ているわけで、私は階段に黙っているわけで……。 その今話しているのは慧と多分、私の話で……。   『え──!!でもさぁ~、その幼馴染み?って誰ぇ─?あたし知らないんだけどぉ──!!』 ………怖いっス…。 どんどんこちらに歩いてくるギャルの集団。 あっ、でも私のこと知らないみたいだし……。もしかしたら大丈夫…かな? 「あたし知ってるぅ~~!」 元気よくビシッと手をあげた… うーんと、仮にギャル1号としよう。 って……!! なに言っちゃってるんだよ!! ギャル達はギャル1号の声と同時に止まった。 『なんで佳莉菜 知ってるの?』 ギャル達の中で一番真面目そうなギャルがいう。あっ、でもギャルっていうより、派手のほうがこの人にはあってるかも。 派手1号としよう。 「同中だったんだよぉ─!! 狭坂 由慧 っていう子だよぉ~」  
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