苺一つと恋心

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「うぅ…。 なら早く入ろう?」 カラン、カラン 扉を開けると扉の上についていた鐘なのか鈴なのかよくわかんないけど音の綺麗なものが私達が来たことを知らせた。 「いらっしゃいませ。 二名様でよろしいですね」 「はい。」 席に案内する人は眼鏡をかけ、黒髪のイケメンだった。 クール系ってゆうのかな? 案内された席は窓際ではなく、どちらかと言うと窓から離れた場所だった。 「わぁ、やっぱりイケメンばっかだね~~!」 確かにイケメンはたくさんいる。 よくこんなに集まったなってくらいいる。 可愛い系ってゆうのかな?ショタ……かな?とか 王子様系。 やんちゃ系? 無口系……? なんかクール系の人と被ってない? まぁとにかくイケメン揃い。 時給高いのかな? 「注文がお決まりましたらそちらのボタンを押してください。 それではごゆっくり御過ごし下さいませ。」 小さくお辞儀をし顔をあげるとキラキラ笑顔。 ……………。 私やっぱりこーゆう人苦手。 「わぁ!わぁ! やっぱりカッコいいね♪ キュンってきちゃった~~!!」 と向かい合って座っていた智乃が騒ぎだした。 あれ、カッコいい? なんかただの怖い人って感じだけど……。 うーん。 価値観が違うからかな?  
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