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シャワーの流れる音を聞きながら、ベッドに腰掛け煙草をふかす。 漂う紫煙を目で追いながら、ユチョンは小さくため息を漏らした。 「何やってンだか、俺」 小さな呟きと自嘲気味な笑みは、何の答えも生み出さなかった。 ふと時計を見ると、針は2:40を指していた。 「あー……………」 確か、明日は朝から仕事だったはずだ。 「7時入り、だっけ……」 宿舎に帰りつくのは、3時は軽く越えるだろう。4時までに眠れれば良いところだ。 ユチョンは思わず唇をかんだ。 明日、仕事に集中できず、ユノに怒られるだろう。 「…………止めたい」 「何を止めたいの?」 「ッ!」 いきなり聞こえた声に、ユチョン思わず体を震わした。 顔をあげれば、女が長い豊満な茶髪を撹上ながら微笑んでいた。 「………何でもないよ」 「あらそう。まあいいわ。シャワー空いたわよ」 「あと、私先に帰ってるわ。じゃあね。バイバイ」 「…………あぁ」
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