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「そうだね、くるみちゃん!!俺、今日からの学校生活で絶対に彼女を作る!!」
剛は拳を高く上げ叫んでいるが、俺には意味がわかった
くるみははっ？って顔してるしな・・・
ようするに体育館が大きいってことは生徒もかなりの数いるだろう
それで意味不明な宣言をしたのだろう
俺は剛に向かって言ってやった
「とりあえず顔よりもそのハイテンションをどうにかするべきだな・・・」
「ダメですよ、凉。元気なのは剛さんの良いところなのですから。」
くるみは苦笑いしながらそうフォローしたのだが
「いいんだ、くるみちゃん・・・そのかわり凉。」
剛は顔を俯かせながら不敵にそう言ってきた
ああ何かあるな
「なんだ剛？」
俺が聞くと剛は顔をあげ、指をさしながら叫んだ
「今日の放課後剣道で勝負しろぉ!!春休みの借りを返させてもらう!!」
やっぱりそうくると思った
こいつの発言はいつも突然に突拍子もなく、意味不明だからな。
つまりこいつがいると話の展開が早くなる
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