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春休みの借りか・・・
俺と剛はよく意味もないことで張り合ったりする事がある
ちなみに俺は親父からの英才教育のせいでほとんどのスポーツが出来たりする
ちなみに剣道も出来る
その為、剛の練習に付き合わされて手合わせをするのだが、勝敗は五分だった
そう、過去形なのだ
まぁ理由があるとすればさっき説明した
親父と会社の話に繋がるのだが説明はしたくないから省く
とりあえず春休みに剛と手合わせしたときに今までより少しだけ圧倒して勝ってしまったのだ
もちろん今まで手加減したことはない
それに剛だって剣道の全国大会でベスト16に入るため、下手ではない。
「いや、今日はパスだ。バイトがある・・・しかも部活見学が始まるのは明日からだろう?」
俺がそう言うと剛はがっかりした表情をした
こいつは子供みたいだな
勝負はいつでも出来るのに。
「わかった、じゃあ明後日。水曜日にな・・・」
俺は髪を手でかきながらそっけなく言った
「二人とも、入りましょう?」
くるみが優しく言ってきたので俺たち三人は体育館へ入った
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