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時は早く風のように流れ今は放課後
今はHRも終わりを告げ、俺は小さめの鞄を机から手にとり、立ち上がった
ちなみに俺のクラスは一年二組で剛とくるみは隣の三組だ
桜高校は敷地面積が大きい
つまり広い
校舎は三階だての校舎が三棟あり
校門から見える位置で一年生は左端にありそこから右に二年、三年と並んでいて、HR教室はすべて校舎の三階にあり二階が職員室にあたり、一階は理科室などの教室が並んでいる
ちなみに一学年で10クラスある
さて説明はここまでにして、俺は今、教室を出ることが出来ない
俺のクラスに有名人でもいるのかは知らないが多くの見知らぬ生徒がいるのだ
しかもクラスのみんなも帰っていない
主に女子が
そして俺は気づいた
みんなが俺を見ている?
俺は何かしただろうか。それよりもバイトに行かないと・・・
俺は教室の入り口のドアを横に滑らせて開けた
ドアから出た俺を多くの女生徒が見てくる
ちなみに女生徒の列は10組のクラスまで続きそうな勢いだ
俺は小さめの声で言った
「ごめんだけど通してもらえないか?」
俺がそう言うと女子たちはサッと道を空けた
俺は早歩きで学校をでた
「なんだ?あの数の女子は・・・」
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