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足に激痛が走る
(撃たれた!?見逃してくれるんじゃないのか?)
僕はその場に崩れた
「ううぅ…」
あまりの痛さで言葉にならない
「フフフ『俺』は君を殺さないよ『俺』はね」
楽しそうに近付いてくる
「やめ…」
敵と目が合う
とても冷たい目だ
目が逝ってる
(もうだめだ)
「一発だけ弾が入ってる。自分で頭を撃ち抜け
それとも俺の仲間に殺されるか?」
そう言って僕に銃を渡す
僕が助かる選択肢など当然無い
最初から生かす気なんて無かったんだ
敵は3人 弾は一発
例え1人倒したとしても必ず殺される
敵に殺されるくらいなら自分で死んだ方がマシだ
僕は覚悟を決め銃口を頭に当てて引き金に指をかける
「うあぁぁぁぁ」
思い切って引き金を引く
パンッ
再び銃声が町に響く
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