異世界人

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俺が式神を使って一番近くの町を探させた結果、森を抜けた先にある港町カルバスが一番近いと分かった。 「よしカトリーヌ、んじゃ行くぞ。」 「分かってるわよ。」 そうして俺達は20分歩いてようやく森へたどり着いた。 「…ったく遠いわね。足がパンパンよ。」 「そうか?全然疲れてないぞ。」 「今のあんたとはスペックが違うわ!」 そうか。てかじっと顔を見たのは初めてだ。うむ、美少女に入る。谷〇に言わせれば 「AAランクプラス」 だろう。髪はポニーテール、顔立ちはすっきり、声は釘宮さん風か。スタイルはそこそこ。 「何じろじろ見てんの。」 やべ。えぇと、 「そういえばカトリーヌってニックネームある?」 「ないわよ。」 ふむ、なるほど。なら俺がつけてやろう。 「よし、ミ〇ーヌはどうだ?」 「却下。だから私は歌で闘わないっての。」
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