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サァァァ。
「…体が、動かない。」
「リン、お前の負けだ。」
俺は、首に手刀を軽く当てながら、耳元で言った。
「はにゃっ!!……強い。」
長老ですから。…まあ気が済んだろ。さっさと戻るか。花梨忘れてたし。
「待って。」
「ん、どうしたリン。」
「これは。」
指差していたのは俺にやられたバーサクドラゴンたち。あっ、こいつらも忘れてた。う~ん、どうしよう。そうだ。
俺はイメージする。そして
「テテテッテ、四次元〇ケット~。」
「…なんだそれ。」
「まあ、見てろ。」
俺はそういってバーサクドラゴン達をポケットに入れた。
「……。」
リンは絶句していた。まぁそうだろ、普通。まぁいいや。花梨忘れてるし。
俺はまだボーっとしてるリンをもって地面を一蹴りした。
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