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全くなんなのよ。急に戦ったりして。てか私は弱くないのよ。さっきはついあんなこと言っただけで本当は強いのよ。こんな結界私の力で。
私の力で…。
……私の力で…。
わ、た、し、の力で~。
いいもん、座ってるもん。
…あっ、そうだ。千里眼で様子でも見とこ。
…どうせ暇だし。
えっ、何。また闘ってる。なんかさっきよりすごい。でも颯太の敵じゃないわね。あれ、あいつ消えた。後ろに、あっ颯太が掴まれた。
あれ颯太の姿が薄く、なるほど残像。流石は颯太ね!
……あれやだ私颯太が有利になって喜んでる。
まさか、そんなことないわ。勘違いよ。
……あれ、颯太ってあんなにかっこよかったっけ、こっちに来てイライラしてたから顔見て無かったけど。
じっくり見たらって……駄目!そんなこと考えたら何か顔が火照ってきた。
もう私の馬鹿!あ、戻ってくるみたい。速く戻りなさい私の顔。
「悪い、遅くなった。」
全くよ。いつまでここに閉じ込めとくつもり。
って私の馬鹿、こんなの言いたいんじゃないのに。
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