いざ街へ!

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「悪い悪い。ほいっ、解。」 ふう、やっと動け…あれ、やだ足が痺れて。 「よっと。大丈夫か。」 受け止めてくれた。てか顔が近いわよ。く~、なんでドキドキしなきゃならないのよ。 「ははっ、天使もこけるんだな。」 「余計なお世話よ。」 「悪かった。なら詫びだ。俺につかまってくれ。こっから町まで跳ぶぞ。」 跳ぶ? 「あぁ、結構遅くなったし、リンはこんなでお前もアウト。なら俺が跳ぶしかないだろ。」 なるほど。ってちょっと待ちなさい。あなた私をどう持とうとしてんの。 「ああ、リンはおぶるからお姫様はお姫様らしくお姫様抱っこで。」 !!!。 「ん、どした。ツッコミはしないのか。」 ………雰囲気ぶち壊しじゃない、馬鹿!! 失神しそうになった私が馬鹿みたいじゃない。言わないけど 「よし、行くぞ。」 そういって颯太は地面を蹴った。 ………ってあれ町に着いた。はや!なに、2秒もたってないわよ。 「よし、着いた。」 ……チートだわ。
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