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遥か遠い昔。まだ生命も誕生していない世界。
その世界に、たった一人だけ生を持つ存在が居た。
後に創世神と呼ばれる事になる彼女は、いくつもの生命を創り出した。
人類もまた、その内の一つ。
創世神は人類に生きるための知恵を与え。役目を果たしたかの様に、人々の前から姿を消したのだった。
そして数1000年の時が経ち。現在、人類は創世神という存在を忘れ去っていた。
あらゆる技術が発達した世界で、豊かな暮らしを送り。長きに渡る平穏な毎日を過ごしている。
そんな時代、一人の少年がある不思議な少女と出逢う事となる。 この出逢いが、やがて世界を巻き込み。星の未来を大きく変える事となろうとは、神ですら知るよしもなかった。
これは、二人の出逢いから始まる創世の物語である。
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