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「ふー、もうだいぶ暖かくなってきたなぁ…。」
ツンツン頭で少し赤茶けた髪をした175cmの少しガッシリしてるがどこかスッとした体格をした…まぁ筋肉質、良く言えば少しモデルとも思わせる少年が呟きながら通学路を歩いていた。
中学から愛用してきたバッグを肩にぶら下げ、中には野球道具やらが入っている。
「お、ここだここだ。」
桜が舞い散り暖かさの中に少しだけ2月の寒さを感じる中
目的の場所を目の前に少年は呟いた。
「てかあいつまだ来てねーじゃん…。(-.-)」
その横には学校名が書いてあるプレートがはめ込まれている。
「私立明星高等学校」
そこからこの少年の野球物語が始まる。
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