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とりあえず焼きそばを作った。
ただ冷蔵庫を開けたら一番真ん中の取りやすい棚に焼きそばが入ってたからしただけで、特に深い意味は無い。
それに焼きそば好きだし。
「おーい。もう出来るからトランプ片付けてリビングの机拭いといてくれ～」
取り敢えず、働かせよう。ナマケモノ達を。
「えーめんどくさい～」
美月さん酷い。
「おいゴミ。とっととやれ。飯抜くぞ」
「了解ですっ」
聞き分けのいい子は好きだよ、うん。
あとはこれを運ぶだけ…どうやって4つも運ぶんだよ？
大地はいま働いてるし、美月と奈美は働かなそう。
てことは二回も往復か…
ダルいな…
と思ってたら、奈美が歩いてきた。
「手伝おうか？」
そう言うと、奈美は焼きそばの乗った皿を取った。
「おぉサンキュー」
「別に良いよ」
そう言って奈美は微笑んだ。
その笑顔は爆弾級だな。
ドキッとしたよ…
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