桜の花びら散る前の中間テスト

20/26
前へ
/87ページ
次へ
「は…?」 「え…?」 気まずい沈黙。 なぜなら奈美は風呂あがり。 まだ…その…ね? 簡単に言うと、裸。 とりあえず逃げよう。 「失礼しました~」 ガラ…ガシッ しかし扉を閉める前に腕を掴まれた。 「し…秀太の」 顔を真っ赤にした奈美が腕を上げる。 一つ声を大にして言いたい。 「バカァァァァァァ~っ!!」 「不可抗力だぁぁぁぁぁっ!!」 頭に激痛が走った。
/87ページ

最初のコメントを投稿しよう!

39人が本棚に入れています
本棚に追加