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「な…何を根拠にそんなこと…」
「お揃いのペン、やたら大地の方をちらちら見ること、なのに目は合わさないこと、勉強の時少し大地の方に体を寄せて顔を真っ赤にしていたこととか?」
観察してました。
「どこまで見てるのよ~っ!!」
美月は顔を隠してそう言った。
「え?美月が大地の事を愛しそうに見つめていたとこまで」
勉強終わったあとにね。
「そうです、私は大地が好きでーす」
美月は顔を赤くしたまま開き直ってそう言った。
「じゃあ協力してあげるよ!!」
「ありがと。でも自分は恋愛は気にしなくて良いの?」
「今は好きな人いないからね~」
まぁ焦らなくてもいつかは出来るでしょ。
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