桜の花びら散る前の中間テスト

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────────────── 秀太Side 暗いところで目が覚める。 どこだよ、ここ? しかし見覚えがあることに気づいて。 「俺の部屋じゃねーか…」 その瞬間、事の初めを思い出す。 それと同時に顔が火照るのが分かる。 あんなもん見せられて赤くならないわけないだろ。 むしろそんな奴いたら連れてこい。 …と、話が反れたがまずは風呂に入らねば。 立ち上がり、風呂に向かう。 今回は誰にも会わず風呂に入った。 当たり前だ。 時間を見たら3時30分だったから。 本当、美月にはいっぱいくわされたな。 今度、大好きな大地くんを使って苛めてやるか。 風呂に入り、布団に返り咲いた俺はそんなことを考えながら寝た。 後日談だが、次の日美月は奈美がいるにも関わらず、秀太を風呂に呼んだことがバレ、奈美と秀太に酷く怒られたという。
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