第三章 Bad End

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地面が揺れ出して数分後、地面が割れだした。 亀裂が入るのではない、割れているのだ。 それを見たとき、僕は世界の終わりを実感した。 「なあ、未菜………。僕は………何を間違えたのかなぁ…」 返事はなかった。 未菜は割れたところから落ちてしまったらしい。 「僕も………逝こうかな」 僕は割れたところに近づき……… 飛び降りた。 飛び降りた時、割れたところのずっと先から光が見えた。 この場所からちょうど反対側も割れだしたらしい。 地球が割れる……… 多分能力は天変地異を引き起こすものだったのだろう。 しかも強力な。
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