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僕が走ったお陰で、トイレにはすぐついた。遼をおろして、便器の前まで連れていったんだけど・・・・・ポチャポチャと床にたたき付ける水音。遼の白い衣装に広がる黄色い染み。遼の足元にできる水溜まり。そのまま遼が泣き出して、困り果てる僕。こんな時に限って誰も来ない。
「遼、ちょっと待っててね」
僕は拓巳先輩達を呼びに行った。事情を話して先輩達に来てもらって、遼は、樹音ちゃん達に着替えさせてもらってた。水溜まりは、羅夢お姉ちゃんの命令で、拓巳先輩が処理してた。
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