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海斗が言うことは正しい
何でそんなことを気にしなきゃいけないのか…
ふと笑いが込み上げる
まるでこんな俺を自嘲するように
そんなこと分かってるんだよ、自分が1番
だけど気になってしまう
夢に出てくるのは笑顔のリンじゃなくて、今にも泣きそうなリン
俺が処刑される瞬間に最後に見たリンの表情のままなんだ…‥
俺が好きなリンはいつも笑顔だった…
だから
俺はリンを探し出して、もう大丈夫だよって言ってやりたいんだ―…‥
今は平和な世界なんだからって…‥
海「ま、今度さ、親善旅行があるだろ?そのときにでも話かけてみれば?」
海斗の言葉に反応する
蓮『親善旅行?俺達どこに行くんだっけ?』
そんなのあったんだ…
行事とか興味ないからな…
海「…ほんとにお前は……〇〇国とかだよ!歴史で習っただろ?そこらを巡る旅行!」
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