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―――次の日
今日もいつも通りに過ぎると思っていた…‥
ただ運命というものは本当に残酷なものだった
未「ほら凛ちゃーん、次は音楽だよー!移動だよー!」
凛『……あれ、次音楽だっけ…‥?』
あたしはあまりに寝不足休み時間の度に寝ていた
今は6時間目の前の休み時間
移動か…‥めんどくさいな…
ふと、レンの席のほうを見ると、他の男子と何か話をして笑い合っているようだった
それを見てあたしも思わず微笑む
昔は、前世では、レンはいつも無理に笑っていたから…
そんなことにも気づかなかったあたしはほんとに―…‥
未「…そういえば今日が音楽の授業はじめてだね!海斗先生だといいな~」
そういう未来はほんとに海斗先生にぞっこんらしい
そんなにカッコイイのかな
凛『そんなにカッコイイの?』
未「もうカッコイイなんてもんじゃないよ!超絶カッコイイだよ!あ!あとね!あたし合唱部ですごい可愛い子とお友達になったの!その子に凛ちゃんのこと自慢したら、その子も凛ちゃんとお友達になりたいっていってたからあとで紹介してもいい…?」
う…‥未来は首を傾げてきいてきた…
あたしそれに弱いのに…
凛『いいよ…』
未「やった!凛ちゃん大好き!……ッて!やばい!チャイムなっちゃうよ!」
凛『…あ、』
あたし達は音楽室まで走る羽目になった…
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