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凛『!!』
挨拶を終えたレンは、空いていたはずの私の隣の椅子に座ってきた―…‥
あぁ、挨拶をするために最初は前にいたのね…‥
レンは一息つくと、私のほうを見てきた
―…‥間近で見ると、レンはほんとにレンのままだった―…‥
蓮「…俺の顔になんかついてる…‥?」
懐かしい、懐かしい、アルトボイス―…‥
蓮「ねぇ、」
凛『え!』
レンに話しかけられていることに気づいてなかった私、
席に座るまでレンをじっと見ていたらしい…‥
蓮「…自惚れじゃなきゃ、君がずっと俺のこと見てた気がしていて…」
凛『ゴメンなさい…、ゴメンなさい…、自惚れじゃないよ…』
私が口を開くと、少しだけレンは、目を見開いたあと
冷たい表情をした…
蓮「あっそ…、あんまり見ないでくれる?」
そう、冷たくいい放った
凛『ゴメンなさい、ゴメンなさい…』
私には、後悔しかない
これは、神様が私に与えた、罪の代償なのかもしれない―…‥
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