過酷な現実

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『はいしゅーごー。』 響きの言葉に集まるみんな。 『なんなんだよ~響。こんな朝っぱっから~。』 閏が言う。 『まぁまぁそうゆーなって~。』 亮が言う。 うわぁ~コントみたぁい☆(笑) 『理由があったんだろ、こんな早くに集める。』 透が言う。 うわぁ…透のせいで楽しいコントがぶっこわし。 何でいつも冷静なのよ! ちょっとくらいはじけてもい……… 『早く始めて…。』 ………言葉かき消されたぁ(泣) 『早く。』 『……ハイ。えーっとね、さっきパソコンで調べてたの魔物のこと。そしたら意外なデータ見つけて。ハイこれ。』 プリントした分布図を配る。 『へぇ~おもしろいもんみっけたネ。』 『なにいってんの閏!笑い事じゃすまないんだからね!』 『だからいつもおまえがねらわれるんじゃねーの。』 亮のとどめの一撃。 『うっ……それは……!!魔物は俺が好きなんだよ!ほら、俺ってかっこいいし☆』 はぁ。。閏には呆れるわ~。 『それにしてもなんで峠の近くなんだろう。俺らここらへんよく行くから、他の所の方が見つからないのに。』
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