過酷な現実

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――午前零時 『透、亮、閏、いい?』 「「「いいょ!」」」 『四神……降臨。』 4人が光に包まれる…… ――――キュイィィィン… 「蝶のように美しく、 華麗な舞と水魔の嵐。 水を操り敵を抹殺。 我に力を… 青蝶降臨…」 「降臨完了。」 『炎のごとく熱く、 燃える気力と根性あり。 炎を操り敵を抹殺。 我に力を… 朱雀降臨。』 『降臨完了!』 「龍のように大胆に、 冷静沈着いつでも忘れず。 天気を操り敵を不利な状況へ追い込む。 我に力を… 黒龍降臨。」 「降臨完了…」 「虎のように素早く、 猛獣の心を掴み取る。 攻撃、癒しどちらも操る。 我に力を… 白虎降臨。」 「降臨完了っす☆」 『さぁ!!行くか…』 「うわ、気味悪ぃ。」 そう言う亮の方を見ると、 そこには、魔物の死体がいくつも転がっていた。 『いつもとなんか違う。』 そういって朱雀は進んでいった。
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