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のどかで平和な街…そんな街のどこかに佇む小さな建物がありました。
「先生」
その中には男性が二人。
書斎には本やら手紙やらが多数、散らばっていた。
「ん?」
「お茶が出来ましたよ」
その本を書斎に片付けている男性に向かってテーブルを指差すもう一人の男性。
テーブルには焼きたてのスコーンと湯気がたった美味しそうなお茶が置かれていた。
「ああ、ありがとう。頂くよ」
「覚めへんうちにどうぞ」
二人はここで働いている。
そんな二人の名前は…探偵でもあるこの建物の管理人、綾部祐二。とそんな彼の助手である又吉直樹。
そして建物の名前は“平和探偵事務所”
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