事件ファイル001

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のどかで平和な街…そんな街のどこかに佇む小さな建物がありました。 「先生」 その中には男性が二人。 書斎には本やら手紙やらが多数、散らばっていた。 「ん?」 「お茶が出来ましたよ」 その本を書斎に片付けている男性に向かってテーブルを指差すもう一人の男性。 テーブルには焼きたてのスコーンと湯気がたった美味しそうなお茶が置かれていた。 「ああ、ありがとう。頂くよ」 「覚めへんうちにどうぞ」 二人はここで働いている。 そんな二人の名前は…探偵でもあるこの建物の管理人、綾部祐二。とそんな彼の助手である又吉直樹。 そして建物の名前は“平和探偵事務所”
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