87人が本棚に入れています
本棚に追加
『ちょっと、待った!!』
その声とともに三人は立ち止まり、振り向く。
祐子『ナオ君。』
直哉『貴女は、それでいいの?
オレは、貴女の結婚と、マンハッタン行きに反対だ。
それはあなたが好きだからだよ!』
直哉は祐子のそばに行こうとするが、
小川は走ってきた直哉の前に立ちふさがり、受け止めて
『約束は守ってもらう。と言っただろう!』
直哉『オレは忘れられない、あなたとの思い出を…』
小川『何言ってんだ?黙らないか?』
と直哉を殴り倒し。
直哉は小川を振り払い行こうとするが、
後ろ襟を掴まれ
再び殴られる。
小川『いい加減にしろ、お前、最低だな。』
直哉『うるさい。
オレが先生を必ず幸せにする。』
小川はまた直哉を殴りつける。
空港のロビーの中で、大の大人が攻防していた。
最初のコメントを投稿しよう!