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祐子は授業を終えて帰ろうとした時に、校門の前で待っていたのは
直哉だった。
ニコリとしていた。
祐子『ナオ。』
と微笑み返す。
直哉『せ~んせい、お疲れ様。
私、綾瀬直哉は只今教員採用試験に合格をしまして、吉沢先生にお礼を言いに来ました。』
祐子『かしこまっちゃって…
おめでとう。
綾瀬直哉先生。』
直哉『来月から都立第一高校に赴任が決まったんだ。』
祐子『へぇ~、頑張ってね。
そうだ、お祝いしよう。お祝い。』
直哉『その前に、
教師として一人前になったら僕と結婚して下さい。』
祐子『…イイよ。
頑張ってね。それまで待ってるから。』
夕日が沈む隅田川のほとりで
二人は抱き合いキスをする。
❤『親愛なる貴女へ~女教師MY LOVE~』
◇第七章
--完結--
2011年5月20日
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