◇SCENE 5 一年後…

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祐子は授業を終えて帰ろうとした時に、校門の前で待っていたのは 直哉だった。 ニコリとしていた。 祐子『ナオ。』 と微笑み返す。 直哉『せ~んせい、お疲れ様。 私、綾瀬直哉は只今教員採用試験に合格をしまして、吉沢先生にお礼を言いに来ました。』 祐子『かしこまっちゃって… おめでとう。 綾瀬直哉先生。』 直哉『来月から都立第一高校に赴任が決まったんだ。』 祐子『へぇ~、頑張ってね。 そうだ、お祝いしよう。お祝い。』 直哉『その前に、 教師として一人前になったら僕と結婚して下さい。』 祐子『…イイよ。 頑張ってね。それまで待ってるから。』 夕日が沈む隅田川のほとりで 二人は抱き合いキスをする。 ❤『親愛なる貴女へ~女教師MY LOVE~』 ◇第七章 --完結-- 2011年5月20日
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