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「それなら私達もキャラクターを作りましょうよ!!」
「はいその考えアウトー」
「ちょ、なんでですか! まだ何も言ってませんよ?」
「あのね、安易なキャラ設定は後々響くよ?」
「はあ……」
「そのせいで、第87星雲のコリン星は消失したんだぞ!!」
「y-korin事件ですね。あれは痛ましい事故でした」
「ああ、地球のタレントが適当な事を言ったせいで、正体がばれたと思ったコリン星人は……ちくしょう!」
「……キャプテン」
「とにかくだ、決して安易にキャラクターを作るなって事だ」
「はい、了解です。……所でキャプテン、私は猫耳を付けようと思うのですが!」
「ですが! じゃねえよ! 何さも名案みたいな言い方!? キャプテンの話はガン無視ですか? はいそこに正座」
「? そこにせいざ? さそり座の事ですか?」
「確かに指差した先にはさそり座があるけども!! 何でそこでぶっ込んで来るの? そんなに笑いが欲しいのか? 俺はお前のハングリー精神が怖いよ」
「お腹は空いてません!!」
「そうですか!!」
「何ですかキャプテン、カリカリしちゃって……」
「全部君のせいだから……もう嫌だ」
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