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彼は、俺が敵を引き寄せるからその間に逃げろ、と言い、銃を背負って、私の制止など留めずに弾丸の嵐の中に身を投じたモナ そのおかげで、今の私がいるモナ 彼は、私にある言葉を託していったモナ……それはね、ブーン君宛ての言葉だったモナ 『父ちゃんらしい事やってあげられなくてごめんな でもな、世界で1番ブーンを愛してるからな』 可能性はごく僅かかもしれないが、もし息子に会うことがあれば、と 直接言ってほしかったモナ
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