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(´_ゝ`)「ただの耳栓ではない」
川゜-゚)「…私達の声を聞き取れるぐらいだからな、仕掛けが?」
スポ
兄者は耳から耳栓を取り出し、その説明を始めた
(´_ゝ`)「ゴム状の耳栓で、音波がある一定の大きさを越えると共鳴して、吸収したり打ち消したりするんだ」
(´_ゝ`)「ある一定以下の音は普通に聞こえる」
川゜-゚)「いつから付けてたんだ?」
(´_ゝ`)「…逃げる時には既に」
(´・ω・`)「抜け目ねぇな」
すると
話を黙って聞いていたツンが、また泣き出した
―――逃げる
しぃの姿がツンの脳裏に映る
ξ;⊿;)ξ「うぅ………」
(;^ω^)オロオロ…
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