No.2 個性的な人達

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「んっ・・・」 朝日が昇り始め窓からの光が顔を照らした。 「朝・・・か」 ベッドの上で背伸びをし目を擦りながら脇に置いてある目覚まし時計を見た。 「・・・昨日早くねちゃったからな・・・」 時計を見るとまだ学校に行くには早い時間だった為のんびりと準備をした。 常備している食パンをトーストして牛乳を飲んだ。 「制服制服・・・」 昨日貰ったスカートを履く為に紙袋から出した。 「・・・・・・ぇ」 時間がいつの間にか迫っていた為制服を着て学校に向かった。 「おいホスト教師!!」 学校に着くとそのまま雑務室に直行し、勢いよく扉を開けた。 「なんだよ朝っぱらから・・・」 まだ眠たそうに顔をしかめ、コーヒーを机に置きこっちを見た。 「なんだよじゃねーよ・・・なんだこのスカートは!!」 スカートの裾を見せ付けるように目の前に出た。 「ん?似合ってるじゃねーかよ」 「そんなことじゃねえよ!なんだよこのスカートの丈は!」 スカートの位置は太ももを半分以上あらわにさせていてその中からは黒いスパッツが何㌢か見えていた。
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