No.2 個性的な人達

8/48
前へ
/188ページ
次へ
(にしても気持ちよさそうに寝てるなー・・・) 赤凱は綺麗な赤髪を靡かせながらすやすやと気持ちよさそうに寝ていた。 (なんかこいつ見てたら眠くなってきた・・・) 風と太陽の心地好さにうとうとしてくると、近くの壁にもたれ掛かり座ると睡魔が一気に襲った。 「んっ・・・」 そのまま睡魔に身を任せて眠りについた。 「んっ・・・」 日差しが徐々に強くなり始めた頃、眠りが浅くなり身をよじらせた。 すると目の前が少し薄暗いのに気が付きゆっくり目を開けた。 「あ、起きたか?」 「・・・・・・なっ!?」 目を開けると目の前に赤凱の顔が目の前にあった。 「な、何してんだよ!」 「寝顔見てただけだが?」 顔があまりにも近いことに顔を赤くさせながら同様していると、赤凱はニヤニヤしながら平然と言ってきた。 向こうは平然としているが、自分は平然を保てていなく、どこうと体を動かそうとした。 しかし何故か両腕を上で捕まれていた為動けなかった。 「手、離せよ」 「はっ?嫌だし」 「嫌だじゃねーよ。離せ」 「別にいいじゃん、昨日はお前どっか行ったし」 そう言い近かった顔を徐々に近づけてきた。
/188ページ

最初のコメントを投稿しよう!

60人が本棚に入れています
本棚に追加