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「んなこと言われても承諾する訳ないじゃないですか!」
納得いかずに反論するも、横から奏から静かに言われた。
「ごめんね、でも全部本当のことなんだよ・・・レディースの幹部でも、隊長でも辞めて行ったから・・・」
「俺達はほしちゃんを守りたいだけなんだ!
だから・・・」
照も一緒になって言ったが私は譲らなかった。
「私は平気なんです!
守ってもらわなくても結構ですから!」
「全員そう言った。
でも全員辞めて行った
女が男に敵う訳ないだろ」
その言葉を聞き、カップを置き勢いよく立つと指を生徒会長に指しながら叫んだ。
「自分の体は自分で守る!
あんたらのような男の手なんて借りない!
私は男になんか屈しない!
生徒会になんか絶対にはいらねーからな!」
それだけ一気に言うとドアまで早足で歩き、バンッと荒々しくドアを開け出ていった。
その光景を静かに見ていた生徒会長は出て行った後にボソリと言った。
「じゃあ勝手にさせてもらうからな」
そして近くでは照が納得してないような顔で言った。
「ほしちゃんはあの動き見ただけでそこら辺の男より強いと思うけど、本当に勝手に守っていいの?」
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